千尋は栗の袋を開けて、どうぞ!


「いつもそうなの?」


「は?」


「男の人に奢ってもらわないの?」


「そうじゃなくて、お客さんとかは

 ご馳走になったりもしますけど・・・

 でも、何かでお返ししてます。

 それに、あたしが誘ったから・・・」


「そうかあ。

そんな子初めてだったから、ちょっと驚いた。

              真面目なんだね?」


「まさかぁ?

 あたしも給料貰ってるし

 後で《してやった》って、言われたくないし。

 甘えるのが下手なんです。

 ホント可愛くないでしょ?」



じゃあ、もっと可愛くなれよ!!!


天の声?



彼に目を向けると苦笑い?


《変な女に捕まったー!》とか思ってる?


正直過ぎるのもマイナスかも


嫌われちゃったかぁ


まぁ、縁が無かったとゆう事で


ハハ!


笑って誤魔化そう