ふふっ




その時のみんなを思い出して思わず笑みがこぼれる。




土「あいつらが…?」




陽「そうですよ。体調を崩してないかとか、無理をしすぎてないかとか。



その後はみんな決まって




土方さんはあーだから、こーだからって昔の話をしてくれるんです。」





土「……!」





陽「ね?土方さんは1人じゃないですよ?」





土方さんを包む手に力を込める。





陽「それに、今度から具合が悪くても1人じゃありません。」





土方さんが顔を上げた。




やっと、顔を見れた…。





陽「私が看病します。付きっ切りで看病します。」





出ていけって言われても居座りますからね





と笑いながら言うと土方さんの目から一粒、涙がこぼれた。