男の力には勝てずズルズルと引っ張られ2つ離れた小さめの部屋に連れていかれた。




ドンッ




部屋に入った途端肩を押されしりもちをついた。




陽「いたっ…。」




顔を上げると男の顔が目の前にあった。




陽「…っ!」




怖い…!




陽「離してください…っ!」




男は更に顔を近づけて言った。




男「お前、新選組の間者だろう。」




一瞬、時間が止まった気がした。




何で、バレた…?