明里さんの後をソロソロと歩く。




明「陽妃ちゃん、ここでは源氏名を使うんよ。陽妃ちゃんだから…陽里でいいかな?」




陽「はいっ!」




素敵な名前もらっちゃった!




新選組の役に立てるように頑張ろう…!




明「陽妃ちゃん、あんまり緊張しすぎないでね。


土方さんがおっしゃってたわ。


毎日幹部の人を寄越すって。」




大切にされてるのね。と明里さんは笑った




そうなの?守ってくれようとしているの?




ほんとは──




“監視”




その二文字が頭をよぎる。



ブンブンと頭を振って考えないようにした。




そして、明里さんに続いて部屋に入った。