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島原




夕方。少しずつ、少しずつ明かりの灯っていく夜の街、島原。




陽「…きれい…。」




女将「あら、土方はん。いらっしゃい。その子かいな?」




土方「あぁ、よろしく頼む。」




陽「よろしくお願いします!」




ペコッと頭を下げた。




長い廊下を歩いて1つの部屋に案内された。




女将「じゃあ、この部屋で少々お待ちくださいね。」




今、担当の太夫を呼んできますね。



そう言って歩いて行ってしまった。