「図体がでかい」
スパッと言い切られ、二の句が継げない。
「特殊フレームだからそう簡単には破壊できないぞ!」
「止めて欲しいのか、ほしくないのかどっちだよ」
背後から意気揚々と発したバルパルに白銀は溜息を漏らした。
「止めて欲しいに決まってるだろ!」
「ならば黙っておけ」
バルパルは腕を組んで威圧的に応えたリャムカに思わず黙る。
自信満々のガチムチトカゲに逆らわない方が良い。
「渡した電磁シールドである程度の攻撃は防ぐ事が可能だが、連続使用は避けるように」
「入り組んだ所だな」
ホログラムを見て白銀が眉を寄せる。
「再開発予定の地区で現在は無人らしい」
装備を調えながらベリルが応えた。
いざ開発を始めるという段階で市長の汚職が発覚し、今も手つかずの状態である。
「ヘッドセットに記されたマーカーを常に確認し、各々の役割に集中してくれ」
決行は、今から一時間後だ。
★ ★ ★
スパッと言い切られ、二の句が継げない。
「特殊フレームだからそう簡単には破壊できないぞ!」
「止めて欲しいのか、ほしくないのかどっちだよ」
背後から意気揚々と発したバルパルに白銀は溜息を漏らした。
「止めて欲しいに決まってるだろ!」
「ならば黙っておけ」
バルパルは腕を組んで威圧的に応えたリャムカに思わず黙る。
自信満々のガチムチトカゲに逆らわない方が良い。
「渡した電磁シールドである程度の攻撃は防ぐ事が可能だが、連続使用は避けるように」
「入り組んだ所だな」
ホログラムを見て白銀が眉を寄せる。
「再開発予定の地区で現在は無人らしい」
装備を調えながらベリルが応えた。
いざ開発を始めるという段階で市長の汚職が発覚し、今も手つかずの状態である。
「ヘッドセットに記されたマーカーを常に確認し、各々の役割に集中してくれ」
決行は、今から一時間後だ。
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