「疲れた〜。」
鞄に入ってるBL本と莉乃の思いが重い…なんちゃって…。
ハハハ…。
ほら、また莉乃からライン…。
『明後日までに返せよ!』
はぁ〜!?
30冊はあるぞ!
無理だって!最低でも一週間は貸してよ!
半強制的に貸されたのこっちだけどね!
『私ぐらいになると1冊5分もかからないけどね!(ドヤ顔)』
自慢…。
『私も1分でコッペパン食べれる…じゃなくてコッペパンは飲み物だったね。』
自慢仕返ししてやる!
私と莉乃の会話はいつもこんな感じ。
中身がないくせにずっとラインで会話をしてたらキリがない。
まぁ、ラインはただだからいいけど。
便利な時代になったものよ。
今は小学生もラインをやってるそうだし。
私が小学生のときなんてガラケーを持ってるだけでもスゴいぐらいだった。
まぁ、高学年になってから買ってもらったけど。
そのせいで相川と別れたようなものだしね、
半分は初音のせいなんだけどね…。
5年前…私と相川が付き合って初めてやったことがメールだった。
ラインのようにただってわけでもなのに私たちは5分に一回のペースでメールをしてたっけ?
ずっと携帯を持ち歩いて。
学校で会えるのに学校行く前にメールを打って、おやすみと打ったのにその後もメールをして夜更かしして次の日、学校で2人とも爆睡して先生に怒られたっけ?
まぁ、ここまで聞いたら普通のバカップルぽいけど現実は違うんだよな…。
まずメールは付き合っていると言う証拠が残ってしまう。
そのせいもあってすぐ噂が広まった。
真実だけならいいけどある事ない事すべて言われてしまった。
勝手に友達に携帯を奪われて相川に勝手に送信されたことも。
特に初音。
その文面も性的要求のようなふざけたものばかり。
そんなことなんで小学生が知ってるんだってことをメールでずらずらと初音が打っていた。
何度もやめてと言っても初音は止めてくれない。
風香は私のことをガン無視。
あんなに協力的だった初音をリーダーに私のことをからかって遊んでいた。
そのせいでクラスではボッチ。
1人で興味もない本を広げて読んでいた。
それを見ていた相川も何も言わない。
現実は少女漫画みたいにうまく行かないよね。
それでも相川はメールになると優しかったし好きという気持ちがなかった訳ではない。
実際、クラスで1人の私にとって相川のメールは唯一の救いだった。
携帯にロックをかけてセキュリティも完璧にしていたし、友達がいなくなったせいで外に持ち歩くことも無くなった。
そのおかげで携帯が勝手に打たれることもなくメールではいちゃいちゃしていた。
でも…問題はその後。
メールと言うのにはお金がかかる。
多額な請求書を見たお母さんに携帯を没収されてしまったのだ。
それでも私は別れたくなかった。
頑張っておちょくられても耐えた。
相川が1人になったときを狙って話しかけたりもした。
なのに別れを告げられた。
突然すぎて…それでも相川にだけは弱いところを見せたくなくて。
素っ気なく返事をして家に帰るなり自分の部屋にこもり泣いた。
ショックで…ショックでその日は体中の水分が無くなるんじゃないかと思うぐらいに泣いた。
声を漏らさずできるだけ声を潜めて。
小6になっても1人で本を片手にずっと教室にいた。
相川と風香は別のクラスで初音とだけ同じクラスになったのに目も合わせなかった。
そのうち初音と付き合い始めた。
あんなに好きだった初音に図書室に呼び出され言われたのだ。
久しぶりに話す言葉。
『私、彼氏出来ちゃった〜。』
と…。
ものすごい笑顔な顔で…。
あの時はまだ純粋だ。今、思い出すだけでも腹がたつし殺してやりたくなる。
だからその時から私は妄想に逃げた。
初音も悪いけど元は相川のせいだ。
私は少女漫画のようなことを考えて現実から逃げていた。
今は相川のことをが好きでも何でもない。
むしろ嫌いに近かった。
けど…。
好きな人がいないから相川で妄想してるだけである。
確かにイケメンだし。
過去に友達がいなくなったのも、
初音n裏切られたのも…、
私が今、莉乃しか友達がいないのも…。
全て相川のせいだ。
鞄に入ってるBL本と莉乃の思いが重い…なんちゃって…。
ハハハ…。
ほら、また莉乃からライン…。
『明後日までに返せよ!』
はぁ〜!?
30冊はあるぞ!
無理だって!最低でも一週間は貸してよ!
半強制的に貸されたのこっちだけどね!
『私ぐらいになると1冊5分もかからないけどね!(ドヤ顔)』
自慢…。
『私も1分でコッペパン食べれる…じゃなくてコッペパンは飲み物だったね。』
自慢仕返ししてやる!
私と莉乃の会話はいつもこんな感じ。
中身がないくせにずっとラインで会話をしてたらキリがない。
まぁ、ラインはただだからいいけど。
便利な時代になったものよ。
今は小学生もラインをやってるそうだし。
私が小学生のときなんてガラケーを持ってるだけでもスゴいぐらいだった。
まぁ、高学年になってから買ってもらったけど。
そのせいで相川と別れたようなものだしね、
半分は初音のせいなんだけどね…。
5年前…私と相川が付き合って初めてやったことがメールだった。
ラインのようにただってわけでもなのに私たちは5分に一回のペースでメールをしてたっけ?
ずっと携帯を持ち歩いて。
学校で会えるのに学校行く前にメールを打って、おやすみと打ったのにその後もメールをして夜更かしして次の日、学校で2人とも爆睡して先生に怒られたっけ?
まぁ、ここまで聞いたら普通のバカップルぽいけど現実は違うんだよな…。
まずメールは付き合っていると言う証拠が残ってしまう。
そのせいもあってすぐ噂が広まった。
真実だけならいいけどある事ない事すべて言われてしまった。
勝手に友達に携帯を奪われて相川に勝手に送信されたことも。
特に初音。
その文面も性的要求のようなふざけたものばかり。
そんなことなんで小学生が知ってるんだってことをメールでずらずらと初音が打っていた。
何度もやめてと言っても初音は止めてくれない。
風香は私のことをガン無視。
あんなに協力的だった初音をリーダーに私のことをからかって遊んでいた。
そのせいでクラスではボッチ。
1人で興味もない本を広げて読んでいた。
それを見ていた相川も何も言わない。
現実は少女漫画みたいにうまく行かないよね。
それでも相川はメールになると優しかったし好きという気持ちがなかった訳ではない。
実際、クラスで1人の私にとって相川のメールは唯一の救いだった。
携帯にロックをかけてセキュリティも完璧にしていたし、友達がいなくなったせいで外に持ち歩くことも無くなった。
そのおかげで携帯が勝手に打たれることもなくメールではいちゃいちゃしていた。
でも…問題はその後。
メールと言うのにはお金がかかる。
多額な請求書を見たお母さんに携帯を没収されてしまったのだ。
それでも私は別れたくなかった。
頑張っておちょくられても耐えた。
相川が1人になったときを狙って話しかけたりもした。
なのに別れを告げられた。
突然すぎて…それでも相川にだけは弱いところを見せたくなくて。
素っ気なく返事をして家に帰るなり自分の部屋にこもり泣いた。
ショックで…ショックでその日は体中の水分が無くなるんじゃないかと思うぐらいに泣いた。
声を漏らさずできるだけ声を潜めて。
小6になっても1人で本を片手にずっと教室にいた。
相川と風香は別のクラスで初音とだけ同じクラスになったのに目も合わせなかった。
そのうち初音と付き合い始めた。
あんなに好きだった初音に図書室に呼び出され言われたのだ。
久しぶりに話す言葉。
『私、彼氏出来ちゃった〜。』
と…。
ものすごい笑顔な顔で…。
あの時はまだ純粋だ。今、思い出すだけでも腹がたつし殺してやりたくなる。
だからその時から私は妄想に逃げた。
初音も悪いけど元は相川のせいだ。
私は少女漫画のようなことを考えて現実から逃げていた。
今は相川のことをが好きでも何でもない。
むしろ嫌いに近かった。
けど…。
好きな人がいないから相川で妄想してるだけである。
確かにイケメンだし。
過去に友達がいなくなったのも、
初音n裏切られたのも…、
私が今、莉乃しか友達がいないのも…。
全て相川のせいだ。