「何も好きじゃない。そういうもの作らないようにしてる」


「えっ…どうい…」


「もういいだろ。プリントありがと。じゃ」


プリントをひらひらとさせて

家の中へはいっていく。


「まって…え、あ、明日も学校来なかったら家まで来るから」


「来なくていい」


バタンとドアが閉められる。


体の力が一気に抜ける。

君と話せた… 。


一方的だけど明日の約束も。



早く明日にならないかな。