ー彩羽sideー


朔が隣にいる。
それだけで世界が変わる。


いつもの街がキラキラして見える。


アイス~アイス~~。


朔のことだからもう帰ろうとかいうかと思ってた。


想像もできなかった。


でもまだ朔と一緒にいれる。


自分でもわからないくらい胸が弾む。

なんでこんなほかほかした気持ちになるんだろう。


胸の奥がくすぐったい。


でも嫌な感じじゃなくて

むしろ心地いい。



私なんかじゃな何も出来ないかもしれない。


けど君の笑顔が見たい。


私には見せてくれないのかな…?