しかし気持ちが変わったと言っても、生活は橋本望愛に出会う前と全く変わらない。


今日もまたいつも通り家に帰る。


夕ご飯を作る母さんの手伝いをして一緒に夕ご飯を食べる。


そして自分の部屋に戻り、勉強を始める。


勉強を始めて30分くらい経っただろうか。


〜〜♪〜〜♪〜〜


急に俺の携帯が鳴り始めた。


俺の目の前にあるデジタル時計は20:00と示していた。


こんな時間に電話?


もしかして、父さん?


そう思いながら携帯を見る。