望愛の作ったケーキはお店で売れるんじゃないかっていうくらい、美味しかった。


望愛もケーキを食べている。



「そうそう。あと、プレゼントもあるの。」



そう言ってプレゼントを差し出す望愛。


中を開けると、腕時計が入っていた。



「クリスマスにブレスレットくれたでしょ?だから、同じように身につけるものをあげようって思ったの。そしたら腕時計が目について。あまり高価な物じゃないけど…」



「そんなことはいいよ。大切にする。ありがとう、望愛」