ザワザワザワ…


人の話し声が大きくなってきて目が覚めた。


いつの間にかクラスの半分くらいの人数の人が来ていた。


時間は8時20分。


いい頃合いだろう。


欠伸をしながら席を立って隣のクラスを覗く。


橋本望愛はもうすでに勉強はやめて、友達であろう人達と仲良くしゃべっていた。


見ている限り、橋本望愛はいじめを受けている様子は見受けられなかった。


もう訳がわからない。


心の中で疑問を投げかける。







君はいったい何に苦しめられているんだ…?