またベッドに行って、起きた時と同じ体制に戻る。


そして望愛の左手首にブレスレットを通す。


起きたらどんな反応をしてくれるんだろうか。


そう思いながら、望愛の寝顔を見つめて頬を撫でる。


すると、望愛の瞼がピクッと動いて目を覚ました。



「おはよう、望愛」



「…ん…遼希?…おはよう……」



望愛が寝ぼけてる。


これはなかなかレアだ。



「えっ、これ……昨日のお店で見てた……」



望愛の目線の先にブレスレットがある。



「それ、クリスマスプレゼント」



「えっ…私、遼希に何も用意してない……」