「ご名答」






今やっと届いたばかりの想い。









  

その想いを相手に届けることは間に合わなかったけど。








彼は、有り余るほどの証拠をここに残していた。







好き、です。







    

そしてまた、ずっと側で見守ってくれてたもう一人の










恩人に。


 





「ありがとう」







  
「その言葉を好きに変えられるように努力するから」








不敵の笑みを目の前で浮かべて笑ってる。









夏、私の恋は終わりました。








終わると同時にまた始まりそうです。







 
それでも、ずっと。









あなただけは、忘れないと心に誓うよ。








皆の記憶から消えたって







私の中からは、消させない。









それが、好きってことだから。






            Fin++゜