+*向日葵side*+ 「あの、私、ついていきます」 集中治療室、みたいな所に星哉は 連れていかれる。 それを追いかけて私は部屋の前の椅子に座った。 ランプが、点灯する。 星哉は……あの中で悶えてる。 「頑張って……」 祈るように手を組んでも不安は膨らむばかりだ。 さっきまで、喋ってたのに。 ねぇ、どうか持ちこたえて……