+*星哉side*+ 




俺は知っている。






もう、向日葵がここに来ないことを。









俺と同じように、彼女は彼女なりに










この恋の終わりを悟ったんだと思う。










俺だって、それは一緒だった。










最初で最後の恋になると思うけど







  


その相手が、向日葵で良かった。










その笑顔の元で、俺は生きてこれて良かった。












さよなら。










クリスマス。










俺の恋は、俺の体力と共に終わりを告げた。