年上の彼はいつも私を子供扱いする

彼は優しさの塊だ

そんな彼が大好きで大好きで・・・・

だけど 大嫌いだ

本当の彼が分からない

同年代の女の子と会話する彼はイキイキしていて

優しさとはかけ離れた言葉を吐き出す

「お前は子供だ」

そうやって壁を作られているようで

彼が気に・・・いや

子供扱いする彼が気に入らないんじゃなくて

彼よりも年下に産まれた自分が気に入らないのだ
「最近、元気か?」

二日前に会った彼がそう言った

思わず緩んでしまった口元を隠して

「なにがですか?」

すぐさま心に鍵を掛ける

決して答えてやらないんだ

弱さなんてみせてたまるか

偽りの優しさなんていらないんだ

自分に好意があると分かればすぐ

離れてく性格の君だから

「私が君を好き」

なんて気持ちが分かればすぐに君は離れてく

だから君と私とでは

恋愛どころか友情すらも成り立たないのだ


涙が枯れるほど泣いてしまいます

少しでも君のことを思い出すと

少しでも君を見ると

涙が無性に流れて仕方ないのです

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