「それは………」


「それは………?」



「…おまえと話したかったから!」






………………へ?


私と話したかった?
……なんで?




その言葉に反応してなぜか顔に熱が集まってしまった。


パタパタと顔を仰ぐけどなかなか顔の熱は消えてくれない。


熱よー!治まれ!!


なんて心の中で思っても真っ赤になってるであろう私の顔は熱を帯びて放さなかった。



ううう、、、なんでだぁぁーーー!?!






「…………なんてな!」



な、なんてな?!


ってことはさっきのは冗談ってこ…と……?




…………。



………心臓に悪い冗談だよ。全く、、。



だってまだドキドキして熱が………





……ってなんで私ドキドキしてんだろ?



まぁそんなの気にする必要ないか。

そう納得すると私は大輝くんに怒ってお説教を始めた。