み、みみっ耳がっ……!


そんなことされなれていない私はドキドキが止まらなかった。

…だいきくんはやりなれてるかもしれないけど。



けど突然耳元って…!!!






…………卑怯だ。




それは私を黙らせるには効果的で、私は黙らざるを得なかった。





ってそういえば何がダメなんだろ………?


そう思って私はだいきくんを見あげる。



すると一瞬目が合ったのにすぐにそらされてしまった。




なんなんだろ。謎だらけだ。




しかも今のに限っては私よりもだいきくんの方が動揺してたし。



おかしくないっ!?