日射しが教室に差し込む。
夏の香りが近づいてきた。
色々あったけれど連休はもう終わり、
いたって普通の日常生活が再び始まる。
「・・・・・・晴。おはよう」
「あー、無駄だよ。聞こえてないみたい」
「一体どうしたんだ?燃え尽きた灰のようになっているが・・・・・・」
「分かんなーい。朝からこんな感じ」
聞き覚えのある声が近くからするけれど今の私にはなにも響かない。
・・・・・・そう。灰。
私は灰になったのだ・・・・・・。
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