「・・・・・・ごめん」


「へ?」




「ちょっと嬉しすぎて・・・びっくりして反応できなかった」




・・・!!


そんなこと言われたら・・・っ!



う・・・嬉しい・・・・・・かも。




「あの、と、とりあえず私はそれを言いたかっただけなので。深い意味はないので。もう寝ますので。それでは・・・・・・」







「帰すわけないだろ」







ぎゅうっと抱きしめられさらに体が密着した。



「!!?」



いたずらっ子のように楽しそうに笑う先生。



「俺がどんだけ晴のこと好きだと思ってんの?この状況ではい、おやすみ〜って送り出せるほど聖人じゃないんだけど」


「・・・は!?え、あの、なにそれ?どーいう・・・」


「しー。あんまり大きい声出すとみんな起きてきちゃうよ」


「・・・・・・!」



咄嗟に口を閉じた。