高鳴る心臓。




火照る体。





けれど真っ直ぐに先生を見て、言わなきゃいけないんだ。







先生も私の真剣な表情に気付いて私を見つめた。





そして私はゆっくり口を開いた。














「好きです」














ふわっ









私と先生を包み込むように春の風が吹いた。