さて、寝よう...と思ったけれど。



眠れない。




なぜなら...先生の匂いがして、ドキドキしてしまうからだ。


枕からも布団からも、先生のあの安心する匂いがする。



先生に優しく抱きしめられているみたい。



......先生...。









『晴。好きだよ』










「っ〜〜〜!!!?」



思わず叫びそうになった口を手でふさいだ。



なにを思い出してるんだ私は!!


なにをっ...思い出して......


......。


............。



「......はぁ...」



私...告白、されたんだよね。