「ご馳走様でした」

「いいのいいの。私たちこそごめんなさいね、楽しく遊んでたのに邪魔しちゃって」

「いえいえ!」


なんだかこの短い間で、綺麗な見た目じゃなく花恋さんの人柄の良さが好きになった。

不思議と人を引きつける魅力があるような気がした。


「お姉さん、AINEやってます?交換しません??」


グイグイ花恋さんを押す大河。

こらこら...翠はどうした。


一方翠は、先生に話しかけていた。


「晴が言ってた先生ってあんただったんだ!なんか想像と違った〜ウケる〜」

「...色々言いたいことはあるが、どんなのを想像してたんだ」

「(変態って聞いてたから)もっとやばい感じかと思ってたら普通にイケメンじゃん!」

「ほー。なるほどな。()の中についてあとで晴に問いただす必要があるな」


ジロッと睨まれてコソコソと柚の後ろに隠れた。