都会の町並みから、少しハズれると住宅街へと進んだ。
周りは新築ばかりで、小さな子供が走り回っている。
くねくね、と住宅街を回ると…


車が停車。
横には白く綺麗な新築が。
明らかに、建てたばかりだろう。


それに、周りの新築と比べて、大きい。
アパートのような大きさだがそれが一帯となっていた。

そして、その家の前には男性2人に女性3人。

「降りて。」と母が言った。



急に緊張し始め、ドキドキと鼓動が早くなった。

ガチャ


車を開けると、一斉に5人の目線は私に。
この人たち、誰なんだろう。