「あんたなんて私の子じゃないわ!」

いつも、こんな感じで、私は

『……』

黙ったままだ


「あんたなんて産みたくもなかった、
残念な子に育ったね」

“残念な子”その言葉が頭の中で
ループする。



残念な子?そんなん知らない
育てたのは、あなたたちでしょ?

疑問が浮かんでくる

今日はすごくイラついているようだった、


「お前の顔を一生見たくない!出てけ!」

バシッ

『ッ、』

叩かれた、親の目を見ると、
見下すような冷たい目


そして流れ込んでくる未来の様子

(あぁ、そうなんだ)
と心の中で吐く、


私はもう捨てられたんだ
もう、いいや


そう思い、私は玄関に向かって歩いた__