ボンレスハムの様な腕は一瞬で振り払われる。


「何だよ、糞ババァァッ!!!」

「ひっ!?∑」


予想だにしない出来事に年増の客は思わずその場を去る。


「…ざまぁみろってんだ、バーーーカ。」



そう呟くと騒然となっている周りには目もくれず馨はそのまま仕事を続けた。








_…のも束の間だった。






「…何やってんだ?御前。」