_放課後。



「あづ~いぃ…瑠華、コンビニ行くよ!
じゃなきゃ私死ぬから!!」

「…その台詞、端から聞いたらメンヘラっぽいから止めてくんない?
確かに死ぬ程暑いけどな。」


屍の様な二人が校内を這いずり廻っていると遠くから一人の『女』の悲鳴が聞こえた。







キャーッッ!!!








「「!!!!!??」」


先程まで死ぬ程暑かったのに頬を流れる冷や汗が体温の低下を物語っている。



「…流石に気になるよね。」



ある意味生き返った二人の屍は踵を返して悲鳴の元へと向かった。