「あ、今度は怒った。桐谷は泣いたり怒ったり面白いな」
「~~~~っ」
そう言って、なにげなく見せてくれた瀬戸くんの笑顔にわたしの胸が熱くなる。
言おうとしていた言葉さえ呑み込んでしまい
とっさにキュッと両手をにぎりしめた。
スノーボードの指導なんて、いったいどんな事をするんだろう?
……やっぱりまた、ドキドキするようなこと、さ、されちゃうのかな…。
でも、それでもいい。
だってわたしは瀬戸くんのことが好き。だから…。
「瀬戸くん、わたし、今週の日曜…あけておきます」
そう言って、ギュッと両手を抱きしめて頷いたわたしに
瀬戸くんが静かに微笑んだ気がした。
その甘い微笑みに、わたしの胸がドクンと音を立てる。
……今年の冬は一体、どんなドキドキが待ってるんだろう。
その答えはきっと、瀬戸くんだけが知っている。
end.
「~~~~っ」
そう言って、なにげなく見せてくれた瀬戸くんの笑顔にわたしの胸が熱くなる。
言おうとしていた言葉さえ呑み込んでしまい
とっさにキュッと両手をにぎりしめた。
スノーボードの指導なんて、いったいどんな事をするんだろう?
……やっぱりまた、ドキドキするようなこと、さ、されちゃうのかな…。
でも、それでもいい。
だってわたしは瀬戸くんのことが好き。だから…。
「瀬戸くん、わたし、今週の日曜…あけておきます」
そう言って、ギュッと両手を抱きしめて頷いたわたしに
瀬戸くんが静かに微笑んだ気がした。
その甘い微笑みに、わたしの胸がドクンと音を立てる。
……今年の冬は一体、どんなドキドキが待ってるんだろう。
その答えはきっと、瀬戸くんだけが知っている。
end.