しばらくしてから私の前の席にも可愛らしい女の子が座った。

派手でもなく地味でもない私と同じくらいの女の子だ。
するとその子が後ろを振り返って


『あたし、滝澤 華菜穂(たきざわ かなほ)って言うんだー!よろしくねー!!名前なんて言うの??』

なんて急に喋りかけてくれた。


『つ、辻梨 ひなたです。』

『ひなたちゃんって言うんだー!すごい良い名前だね!!可愛いね!!』

『あ、ありがとう...』

こうやって華菜穂ちゃんと少し話していたら先生が入ってきた。