作ってもこういう事はたまにある。


でもいいんだ。
"食べて欲しかった"なんて言えるわけがない。
しょうがないし朝ごはんにしよう。

こうやって私はお母さんを困らせないように取り繕った理想の娘でいる。



お風呂入ったらもう一回寝よう。


こうして私の高校生活1日目が終わった。





ピピピピッ ピピピピッ ピピピピッ

『もう起きる時間かぁ〜ふぁぁ〜』

中学の時よりも30分早く起きないといけないから朝が弱い私にとっては辛い。

『いってきまーす。』

相変わらず部屋の中から返事はないけど。