「愛ちゃ~ん♪遅いから迎えに行こうと思ってたんだよぉ~」

「は!?ー…」


またもや近い。


本当に酒くさい。



逃げ出したのに。せっかく逃げたのにー…



「ん?顔そむけちゃってどー~したのん?あ、また照れちゃった?あははっ♪かーわーいーいー」
「ー…っ。」


ふさ。


酔っ払いは、私の髪を触ってきた。


「ぃやっ…」