「高橋、泰葉を幸せにしてあげてね」

やっと泣き止んだ安川が、真剣な顔をして言った。



「…あぁ。幸せにする」

「絶対だよ!?」

バンっと机を叩き言った。

「あ…あぁ」

またコイツは、目立つことをー…


「ところで、妹尾さんの親御さんには挨拶したんですか?」

ドキ!!



さっきとは違う意味で、心臓がドキっとした。




立川…



今、その質問するか?