「泰葉おそくない?なんで?高橋は来てるのに」

もう酔っぱらってる安川。

「あぁ。病院寄ってからくるって」

「病院!?」

机をバンっと叩いた、安川。

「おい…静かに…」

「泰葉、妊娠したの!?」


大きな声で安川が言った。


「……」

は!?

「高橋、とうとう手を出したの!?しかも、初めてで妊娠って!!」

「ばっ……違う!!てか、声でかい!!静かにしろって!」

酔っぱらっている安川は、通常よりも厄介になってる。

「高橋、先生のくせに!!」


「だからっ…」

周りの客の視線が痛い。


もうやめてくれ!!