「振られるかおもたわ」


耳元でそう囁く先生。



「もぅ、お義父さんには許可もらってるねん実は…」


え?もう?


「昨日の夜、2人で出てったやろ?その時」



細い目をまた細くする。




この人を愛せる喜び。


こんなにも嬉しいことがあるんだね。






でもね、これから私には想像もしてなかった毎日が待っていた。