先生は週に1度、忙しい中私とあってくれた。
黒のベルファイアにいい香りの車用の香水。
大きな手に大きな瞳。
全部が好きだった…
先生と付き合い始めて1年半が経った。
私はもうすぐ高校生。
嬉しくて嬉しくて仕方がなかった
先生に毎日会えるかもしれない
そう思うと胸が高鳴った。
その帰り道
先生の車を見つけて近づいたんだ
キスしてた
知らない人と
綺麗な人
遊びだったんだ…
一瞬で頭にそぅ過ぎった
大好きだった手は綺麗な女性の肩に置いていて
大好きだった瞳はその女性と見つめ合っていた
私だけのものじゃなかった