センリとの別れから3ヶ月が経過した。


その間に何度か雨は降ったけれどセンリが現れたことは一度たりともなかった。


センリは「雨が降る度に俺のことを思い出す」って言ったけれど、わたしは雨が降っていようが晴れていようが、


いつもセンリのことを思っている。


センリにとってわたしは、センリの従兄弟を傷付けた、その復讐相手だけっていう存在だったけれど、


わたしはセンリを愛していた。


憎まれていても嫌われていても、センリにずっと恋をしている。