しばらくしてセンリからの返信が来て、わたしは慌てて携帯を手にした。


《お礼なんて気にしなくていいよ》


センリからの初めてもらった返信は素っ気ないような、そんな一文だった。


心が折れそうになるけど、恋する女は強いんだ!


今日のわたしはやけにポジティブで、負けじと次のメッセージを送る。


《センリに話したいことがあるから、会ってくれませんか?》


《じゃあ明後日、19時に駅前でいい?》


《わかった。じゃあおやすみ》


そう打ってわたしはベッドに倒れこんだ。


決戦は明後日、わたしはセンリに告白する。