「人の一人や二人くらい殺しなれてるからさ


 あんたなんかに心配されなくて結構」


「いやっ…その…」


尾形せんせーは完全にテンパっている。


「ほらね、俺の味方だろ」


俺は沙也加の肩に優しく手をのせる。


「気安く触んないでくれる?


言ったじゃない。一人や二人って、


もちろんあんたも含まれてるよ?」


「いやあああああああああ」