「分かったよ。


 魔法ってそういう事だったんだね」


尾形せんせーは愉快そうに嗤う。


「魔法って何?


ってか、お二人共誰ですか?」


「さやかちゃん♡俺だよ。」


ねっとりと甘い声を出す。


さやかは少しだけ身震いをした。


「取りあえず、」


スマホを取り出すと、


耳にスマホをあてた。


「殺しますね。」


拳銃を片手で構えた。


「慣れてない子は無理だよ」