「仕方ない、明日から学校行くか。」


俺は、今住処にしている路地裏で呟いた。


それはそれはとても小さな声で。


カラスが鳴く。俺が泣く。


それが混じり合い重なって音楽になる。


「振り向いてもらうためだったら
 人を殺しても構わない。」