「そこまで言うんだったら、」


尾形は私だけに良くしたのが


気にいらないみたいで


口を尖らせる。


「いいよ、私あんたのこと殺してやろうか？」


私は挑発的な笑みを浮かべる。


「冗談はやめろよ」


「ははっ、冗談だからいいでしょ？」


尾形さんっ♡、目が血走ってますよ。


さやが上目遣いで見てくる。


あぁーもう、


「あぁそうだ。臼井くんの遺した遺書見よ？」