「沙也加さん、警察が来るって。」


「えー」


私は不満げに口をとがらせる。


「でも、大丈夫です。先生が
片付けておきますから。」


「誘おうとしてるんですか?
辞めてください、気持ち悪いので」


「沙也加さん、赤点ですよ」