ケータイのアラームによって目が覚めた



そういえば自分の家じゃないんだ…



一階に降りるとパンのイイ匂いがする



「おはよう…」



「おっはよー、ご飯できてるから座って!」



一樹くんは朝から元気



今日はしんちゃんが朝ごはんを作ったらしい



「「いただきまーす」」



四人揃って朝ごはん



「こんなの久しぶりだな」



「この前まで慎二は試験勉強で一樹は研究室泊まりだったからみんな別々だったしな」



「そうなんだ」



「うわ、遅刻する!」



一樹くんはコーヒーを飲み干して慌てて出て行った



「俺も初日だからもう行く。ちなみにお前ら同じクラス」



「えぇ?」



「へぇ、七海と学校でも同じだな」