すると加藤くんは口を開いた。 「もう生徒会長も舞花先輩も帰ってください。ここはリア充の溜まり場じゃないし、今日はふたりで過ごしてください。」 「えっ、でも…」 チラリと先輩を見ると先輩は立ち上がった。 「…悪いな、加藤。あとは任せたぞ。行くぞ、北野。」 「ーーはいっ!」 先輩と共に、生徒会室を出る。