「それについてはおまえでもわかるだろ。俺は…舞花のことが好きなんだよ。それに加えて隣の家。
調べようと思えばいくらでも調べられる。で、ある日張ってたら木村が北野の家のポストに手紙を入れに来たんだよ。」
この目で見たんだ、間違いない。
自信満々にいう赤井。
まぁ、この話は信じるか。
「それで俺は木村に注意喚起をした。そしたらアイツーー。」
そう言って赤井は顔を歪ませた。
「自分を振った舞花がすべて悪いって言いやがったんだ。」
怒りをあらわにする赤井。
ーーこの話が本当ならば木村ってやつも相当なやつだな。