昔から仲良くしてくれている年上のレーくん。そのお兄ちゃんのシーくん。
レーくんは典型的な不良少年。そして意地悪。シーくんは紳士でいつも優しかった。でも何故か、レーくんの耳に光る控えめなピアスにいつも憧れていたんだ。
レーくんのために早く大人になりたかった。ピアスを開けた。たぶん、憧れのレーくんに近づきたかったから。でもレーくんはそれを、シーくんのためだって思ってる。
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なんでか、女の子ってこういう男子に弱いんです。優しいだけじゃない。チラリと光るレーくんのピアスみたいに、多分ちょっと刺激的なことに惹かれてしまう。読んでいてとてもドキドキしました。
あとがきを読んだ後、タイトルが予め決まっていた企画小説だと知ったのですが、タイトルとお話がとてもマッチしていて素晴らしいです。作者様のセンスに惹かれました。
ぜひみなさんもレーくんにドキドキさせられてください。