しっかりと夢を持って、それに向かって勉強しているというユリィ
彼女とはすぐに友達になった。
とても尊敬できる親友だ。
私なんて、すぐ隣なのに、韓国と言う国について知っていることは、教科書で習った地理や少しの歴史くらい。
でもユリィは日本語も、日本の政治や経済、文化について、私よりも遥かに詳しく知っていたんだ。
自分がすごく恥ずかしくなるくらい。
でもね、ユリィはこう言ってくれたんだ。
「はじめようって思った瞬間がスタートだよ」
いつでもスタートをきることは出来るんだと、彼女は教えてくれた。
私の夢はこれから始まるんだと言ったら、ユリィは全力で応援したいって力強く言ってくれた。
すごいでしょ?
日本にだっていなかった親友が、海を越えて、国を越えて増えていくなんて。
ユリィとの出会いは、私の世界を大きく広げてくれたんだ。
もっと世界を知りたい、自分も飛び出して行きたい、そう思わせてくれたんだ。