外へ出ると小刻みに震えた沙羅が遅いと言わんばかりに頬を膨らませて待っていた。
可愛いなぁ…ふとそう思った。
「ごめんごめん、寒かったよね?」
家から持ってきたホッカイロを沙羅に手渡す。まぁちょっとしたお詫びってやつ?
「仕方ないなぁ、許すっ!」
「さすが沙羅、優しいなぁ」
そう言って沙羅へ思いっきり抱きつく。通りすがりの人や車がこっちを見ているが私はあまり気にしない。てか気にしてられない。したいようにする、これが私のスタイル。
「にしても、今日は一段と寒いよね。」
沙羅はとても寒がりだ。マフラー、手袋、コート…寒さ対策バッチリ。いかにも女子って感じ。それに比べて私は…あまり防寒対策を何一つしていない。
「そう?沙羅が寒がりなだけだよ」
「えー、だって今日雪降ってるじゃん!」
「はいはい」
可愛いなぁ…ふとそう思った。
「ごめんごめん、寒かったよね?」
家から持ってきたホッカイロを沙羅に手渡す。まぁちょっとしたお詫びってやつ?
「仕方ないなぁ、許すっ!」
「さすが沙羅、優しいなぁ」
そう言って沙羅へ思いっきり抱きつく。通りすがりの人や車がこっちを見ているが私はあまり気にしない。てか気にしてられない。したいようにする、これが私のスタイル。
「にしても、今日は一段と寒いよね。」
沙羅はとても寒がりだ。マフラー、手袋、コート…寒さ対策バッチリ。いかにも女子って感じ。それに比べて私は…あまり防寒対策を何一つしていない。
「そう?沙羅が寒がりなだけだよ」
「えー、だって今日雪降ってるじゃん!」
「はいはい」