ふふふふ、私ね。舞子とまずは仲直りしようと思うんだぁ。仲直りしてからの方が
裏切られた時のダメージが大きいでしょ?
朝早く学校に来て舞子が来るのを待つ。

ガラガラガラっ…。
「沙羅…お、おはよ」
作り笑顔バレバレ。なにその引きつった表情。…ワラエル。

「舞子!この間はごめんね!!ほんとはあんなこと言いたくなかった。…でもあの時は私パニクってて…。ほんとにごめんなさい!」
「…沙羅。私こそごめん!あの後急に教室飛び出て家に向かってひたすら走ってたんだけど途中から記憶がなくて…でも気づいた時には家にいて。。。私沙羅に悪いことしちゃったってずっと涙止まらなくて。ほんとにごめんなさい!」

ふは、なにそれ。まぁいいや

「あのね、仲直りの印に…これ!キーホールダー作ってきたの。受け取ってくれる?」
「わざわざ作ってくれたの?!沙羅…ありがとう!これ肌身離さず持ってるね!ずっーーーと一緒だよ!」
「私も肌身離さず持ってるよ。」

ふっ…。ばっかみたい。これぐらいで浮かれんなっつーの。

『ずっーーーと一緒だよ!』
なんとなくこの言葉に寒気がした。
でも私の復讐はこれからだ。誰にも
ジャマサセナイ。